Qiita:teamのOSSクローンKnowledgeをWindows 10にインストール
Knowledgeとは
Qiitaっぽい見た目と機能のイントラ向け情報共有サービス 。
詳しくは公式サイトや紹介資料を見てください。
information-knowledge.support-project.org
service-knowledge.support-project.org
必要なもの
- Java
- Tomcat
- Knowledge
- 本格運用する場合はPostgreSQL(今回は不要)
Javaのインストール
Javaのサイトから最新版をダウンロードします。
執筆時の最新版はJava 8 144でした。
ダウンロードしたファイルを実行します。ここではJavaSetup8u144.exe
インストール場所はデフォルトのまま進め、インストールします。
Javaのインストールはこれで終わりです。
Tomcatのインストール
Tomcatのサイトから最新版をダウンロードします。
執筆時の最新版は9.0.0.M26でした。
左側メニューのDownloadからTomcatの最新版を選択し、 32-bit/64-bit Windows Service Installer と書かれたリンクからダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを実行します。ここではapache-tomcat-9.0.0.M26.exe
基本的にはデフォルト設定のままで大丈夫ですがTomcatのインストール場所は変更が必要となります。
全角文字やスペースが入らないようなパスにする必要があるらしく、ここでは C:\Tomcat
にインストールします。
Tomcatのインストールはこれで終わりです。
Knowledgeのインストール
GitHubから最新版をダウンロードします。
執筆時の最新版は1.10.0(Stable)でした。
Downloadからknowledge.warをダウンロードします。
ダウンロードしたknowledge.warを C:\Tomcat\webapps
にコピーします。
Knowledgeのインストールはコピーするだけで終わりです。
使ってみる
ブラウザを開きURLを入力します。
http://localhost:8080/knowledge/
もしくは
http://[インストールしたPCのIP]:8080/knowledge/
上記画面が出れば成功です。 Get Startedから記事一覧画面に遷移します。
画面が出なかった場合は、URLを見直す、Tomcat起動/再起動など試してみてください。
サインインは右上の人型アイコンをクリックして出るメニューからできます。
初期ユーザ/パスワードは、admin/admin123 です。
サインイン後は先程のメニューにシステム設定が加わっており全体設定やユーザの追加などができます。
今回の説明はここまでです。
本格運用する際は
- 組み込みDBからPostgreSQLに変更
C:\Users\[UserName]\.knowledge
を定期的にバックアップ- バージョンアップ時の運用方法の検討
- Tomcatチューニング
などが必要になってくると思います。
Knowledgeの導入方法はGitHubのWikiにも書かれているのでバージョンが上がりこの記事が古くなった場合はそちらを見てください。
活発に更新されているOSSなのでどういう進化をするか楽しみですね。